今も現役で照らし続けている灯台があります

GPSのすすんでいる現代では ただ場所を確認するだけなら

もう灯台は必要ない ということらしいです

しかし、船に乗っている人は その灯りを感じると安心し

光の個性で母港がわかる らしいです

これは10月の下旬に新聞のコラムで見た話です

必要な事項を連絡したり共有するだけなら メールとデータベースの共有で事足りる

会議だってテレビ会議で十分

仕事も会社にいなくてもできる

AIが発達してきているから ちょっとした意思決定も勝手にしてくれる

AIの進出で仕事はなくなる・・・

本当でしょうか 確かに通信技術を利用し 機械に任せた方正確でキチンとした仕事はできるのかもしれません

しかし 職人仕事というのは コンピュータ制御などでできる精密加工にはまねできないような

正確性や 環境適合した精密な製品を排出します

といいつつ また これもすぐに機械に追いつかれ追い抜かれるのかもしれません

でも、やはり顔をあわせないと通じないこともあります

ちょっとした目の動きや息遣いを感じることで 真のコミュニケーションが図れたということもあります

たとえ物理的には あるいは目に見えるところの目的を達成するためには体温の感じられる存在は不要かもしれませんが

私たちが人間であり 人間であり続けるためには この人間力を大切にみがいていくことではないかと思います

また どんなに科学が発達しても灯台は必要だと思います 

そして私も灯台になりたいと思います

機械まかせでぼーっとしているうちに 本来持っていた人間力も、人間に対する信頼もどこかに置き忘れた ということにならないように

したいと思っています