森友事件に端を発し

役所内での記録を破棄した あるいは改ざんした と大きな問題になっています

誰をかばったのか あるいは誰の指示によるのか と追及する方も追及される方も

いろいろな思惑がある などとテレビなどでとりあげられています

このようなニュースをみていて この「誰」を追求してそれでどうするのか・・と思っています

「誰」がわかったとして どうすればよいのか あるいは どうすべきなのか

「誰」の「何のために」が判明しなければ このような重大な問題が立ち消えになって

それはそれではいけないのですが

判明したとして その「誰か」を批判して 責任を取らせる ということでしょうが

この責任を取らせるとは 解任するとか 金銭的被害を賠償してもらう ということだけではないと思うのです

歴史にかかわる問題や 二度と起こしてはならない問題に対しては 原因を分析して再発を防ぐことはもちろん

亡くしてしまった「事実」を関係者が存在する間に探り出して記録にとどめる ということをしないといけないと思うのです

森友事件が歴史にかかわるほどのものかどうかはわかりませんが

真実をキチンと記録していなければ 再発を防ぐどころか 

後世になって キチンと反論することもできず 第二の被害者をつくる それも最初より大きな範囲で

ということにもつながると思うのです

政治家や官僚の方々は日本という国を背負ってまさに歴史を動かしておられるのですから

歴史に対して また将来に対してもっと責任感をもって活動してほしいと思います