いわゆる高齢者になって もっと年上のお友達と話をしていると

もうこの世の中に大きな執着はない とか

後は(精神的に)平和に過ごしたい とか

世の中にお返しをしたい などという言葉をよく耳にします

断捨離と称して身の回りを整理し

自分の大切にしてきたものなどを 

それを欲しいと思っている人に気前よくプレゼントしたり

その行動も色々あります

ある友達は 自分のできること 持っているものを 惜しげもなく周りにばらまいて

とても嬉しそうにしています

その人に 惜しくはないのか とか 同じなら子供や孫にプレゼントしたい とか思わないのか

と聞くと 

そんなしみったれた 自分中心の思いで行動するような思いにはこだわる気持ちはなくなった

誰に対しても施す気持ちが大切だと思っている 

この様な行動が回り回って将来自分の大切な人たちのためになることもあるし

「徳を積んでいる」気持ちである

などという答えが返ってきました

「金は天下の周りもの」といったり 「見返りを求めてする行動は善行でもなんでもない」などと

同じような意味の言葉は昔からよく耳にするところでもあります

「徳を積む」などというと えらいお坊様のことのように思っていましたが

そうではなく また近い将来に天国(極楽)に行きたくて善い行いをして認めてもらおう というのでもなく

無心で今までお世話になって来たすべてに感謝を込めて 喜んでもらえるように心する 

小さなことでもできることはさせていただく

ということなのではないかと私も思うようになってきています

まだまだ俗っぽいという自覚もありますが

私も「徳を積みたい」「施したい」と思うようになっています