は じ め に
社長は熱い思いをもってがんばっておられるのですが、会社の中がバラバラで、資金繰りが大変な会社によく出会います。
こんな社長に出会うと、かわいそうになってきて、なんとかしてあげたくなります。
会社が小さな時は、社長の熱い思いだけで、成長しました。しかし会社が大きくなってくると、すべての部門を一人でみることができないため、自分の判断で勝手に行動していく社員も出てきます。その結果、不良債権や在庫の金額を聞いて、びっくりするのです。
ある規模を超えて、会社の中が見えなくなってきたら、すでに会社の”病”が始まりかけているのです。その”病”は、社長の熱い思いだけで直すことはできません。
誰がどれだけがんばっているのかがわかる経営システムが、必要な時期に来ているのです。今からでも遅くはありません。今すぐ、この小冊子を読んで実行してみてください。
編著者