私は 仕事上 相続対策のご相談を受けることが日常的にあります

相続対策というと 相続税の負担で代々守り続けてきた財産をなくすことがないようにしたい

そのために どのようなことを実行すればよいのか ということでしょう

相続財産の中身によって手法は様々です

会社経営をされている方なら自社株をうまく引き継がせることによって事業承継をスムースにさせたい

土地がたくさんある方なら 有効利用をしながら評価を下げることを考える 等々です

私はそれらの悩みに共通する問題は 相続人に過度な負担をかけない

あるいは

自分の死後 相続人の間で争いごとが起こることを防ぎたい ということではないかと思います

相続のご相談をお受けしたときに まずおすすめするのは 遺言書を残されませんか ということです

まず 自分の意思を明確にすることによって 相続人の間での無用の争いが避けられると思うからです

財産がないから何もする必要がない と思っておられる方も多いと思いますが

ご自分の思いをはっきりと伝える それも必要なことだと思いますが いかがでしょうか