今春から中学生になった孫とテレビを見ていた時

ニュースで闇バイトに応募して逮捕された高校生など若い人の話が放送されていました

それを耳にして「なんでそんなことするのかな」「オレはそんな怪しい誘いには乗らないのにバカだな・・」と独り言を言ったので

「ホント?」と問い直すと

「当たり前や」との答え

そこで

「たとえば 友達に一人で行くの嫌やから ついてきて・・とお願いされたらどうする?」とかさねて聞くと

「・・・・・」と考え込みました

「君は優しいし 友達大好きやから 頼まれたらついていってあげようと思うのではない?」というと

「そうやな・・ 行くかもしれへん」という話になりました

中学生にもなると親の目の届かないところまで出かけていくといった行動も多くなり

ましてやスマホやゲームでの出会いから 子供自ら危ない場面に飛び込んでいくという機会も増えています

最近はスマホきっかけの誘拐の被害者も多くなり 

このての誘拐は小さな子供でなく中高生が被害者になるケースがめだっているということです

スマホに潜むこのような被害から子供をまもるためにフィルタリングの設定をするなど親も色々な仕組みの知識を勉強し

被害を防ぐ努力を惜しみなくしないといけなくなっていることは当然ですが

スマホの仕組みやゲーム配信などの仕組みに解決などを望むだけでなく

まずは子供との会話などを通して正しい犯罪の知識を共有することも大切だと思います

また お稽古事や塾通いなどで友達とリアルな世界で遊ぶことがすくなくなっている環境で 

子供たち自身が(子供だけでなく今の「若者」もだと思いますが)ネット空間での付き合いに居心地の良さを見出している という事も背景として大きいようです

スマホやSNSの利用 ネット上のゲームを悪の温床のように決めつけ禁止するのではなく

利用を前提として 悪意をもって近づく大人や怖い世界もすぐ身近にあるという理解も深め

子供たち自身がリスク判断できる力を身に着ける教育や会話をすることを意識することをはじめ

もっと大人(必ずしも年齢での大人ではないと思いますが)が当たり前の生活習慣レベルでまずは自身が身に着けることも必要だと感じます

ネット上での詐欺をはじめ 今まで見聞きしなかった犯罪に巻き込まれるのは必ずしも 子供にかぎりません

他人事だと思わず正しいリスク判断ができること 難しいですが大人も子供も自分を守ることとして

車の前に飛び出したらアブナイ くらいのレベルで身に着ける必要があると痛感しています