世界各国の通貨や経済力の比較にあたって どのような基準を持ってくれば その実力や購買力が比較できるか
という比較をするのに 市場レートはちがう 何かぴったりの指標はないかと考えられた時
通貨の重みや購買力を測る世界共通の基準として The Economist誌によって考案されたのが米マクドナルド社の「ビッグマック」であったと言われています
そでが考案され発表されてからこの9月で40周年を迎えるという記事を先日新聞で見ました
ファーストフードが価値を測る尺度になるかと奇妙な気はしますが
ビッグマックはほぼ世界中で購入できて 商品の見た目や食感、風味、香りは同じで
どこで食べても味にも大差はない ということで 実際にどれだけの購買力を持つかを測る物差しとしてやくに立つ
という説明です
もちろん ビッグマック指標に万人が納得しているわけではありません
限定的すぎるとの指摘もあり逆に広すぎるとみる向きもあるとのことです
通貨の実力を見極めるには一つの商品だけでなく何千もの商品の価格を比較したほうがよいでしょう
しかし 世界銀行が膨大なデータと複雑な手法を用いてはじき出す購買力指標が良いかというと
その指標をはじき出すには長い時間を要するうえ結果の検証や理解も容易でないという短所もあります
ビッグマック指標は迅速で新鮮であり同指標の結果は国際的な統計の結果とおおむね整合性がとれています
そのビッグマック指標が 現在のユーロと元、円の相場の適正水準とは乖離していると示しているという事です
IMFが人民元相場は経済の基礎的条件が示唆する水準を16%下回っているとしてきしたことや
フランスのマクロン大統領が中国との貿易不均衡について不満を表明していること
米トランプ大統領のアジア各国の通貨安の批判などと整合しているように思えます
40年たった今でもビッグマック指標は米中間の不均衡を指摘し 有益な役割をはたしているということなのでしょう
そして各国通貨が購買力と直結するようにならない限り 今後も有益な役割を果たし続けるだろうと言われています