アベノミクス第4の矢?になるのでしょうか

消費税の税率は8%になることは確定して

それで景気が後退することがないように 法人税率を下げ

法人は法人税がすくなくなるのだから それで生じた利益(可処分所得?)を賃上げにまわしましょう

従業員はそれで給料があがるので 消費税のアップ分はカバーできるし 消費も増大するでしょう

こんな感じのストーリーが示されたように読み取りました

景気がよくなってくれないと 政府の税収は増えないし

消費税率をいくらあげても それだけで国の財政が回復するわけもない

ということで法人税率が下がって 企業に競争力がまし 景気がよくなってくれれば バンザーイってことになるのですが

まず 今法人税を支払っている企業って 全体の3分の1どころか4分の1くらいになっているらしいです

そしたら その4分の1の企業の従業員さんはうまくいけば給料が増えるかもしれないけれど

大多数の それも中小企業に勤めていたり 自分で稼いでいる人たちには まだまだ直接賃上げには結びついてくれない

というように思います

第一 正規従業員になれない人たちだってまだまだたくさんおられる というニュースもありましたし・・・

悲観的になりたいわけではないけれど

自らも零細企業(小さい個人事務所)である身にとっては 一部大企業が国際競争力が付き 活気づいても

それが下請け企業など廻りに波及し その関連で飲食店などもちょっと元気になり・・・と全体が元気にならないと

自分の番にはなってくれない という感じがぬぐえません

今のちょっと上向いている感じ っていうのは 内容というより気分の部分が支えているようにも思えます

日本のモノづくりが元気になり 公共投資だのみの経済規模の拡大でなく

成熟社会としての日本経済が本当の意味でしっかりと根付き

成長力で競うのではなく 生活内容の充実で世界からうらやましがられる

そんな未来につなげるためには ”東京オリンピック”だけでは ちょっとさびしい~気がします