年金情報が125万件流出したというニューズが世間を騒がせています

その人たちの名前・年齢・性別・生年月日といった個人情報だけでなく

受取の年金金額 ということは 所得 働いていた時の給与の額 生活保護を受けていたか

などなど 非常にデリケートな情報も流出してしまったということになります

これから これらの情報が悪用され被害を受ける人が出てこない事を祈るばかりですが

一次被害だけで済むかどうかも気にしてフォローしていかねばならないとも思います

ネット社会では、たとえ犯人が逮捕され その所有するサーバー等が欧州されたとしても

それで被害を防げるかどうか心もとないと思います

これら不正取得された情報がネット上に少しでも接続されたが最後

それらの情報は一人歩きをし増殖し どのうような強い力を持って削除しようとしても不可能となるからです

そして 今回の流出被害にあわれた本人だけでなくその家族にも被害は及ぶからです

インターネットに接続することになった初期のころ 情報流出を防ぐための方法についていろいろと調べたり 質問したりしましたが

結論は 完全な防止は不可能 でした

マイナンバーの通知開始が目の前に迫ってきています

最初は納税等の限られた情報からだと言われていますが 最終的にはその人の病歴のようなものもマイナンバーで管理されるやに聞いています

もちろん旅行先で急病になったり事故にあったりしたときに速やかな治療を受けられる等のメリットも大きいとは思いますし

管理されたら困るようなことはない と思っておられる方が大半ではあるでしょう

しかしもし今回の年金情報のようにマイナンバーで管理されている情報が流出したら と思うと背筋が凍る思いがします

その上マイナンバーにかかわる怖さは 給与計算等の必要上 それが会社をはじめ世の中の隅々にまで広がるということです

悪意はないにしても ほとんど無防備といってもよいところにまで 情報は拡散していくということです

私共も仕事の性質上 マイナンバーを教えていただいて それを登録するということをせざるを得ないことになりますが

万が一を考えると あまりの責任の重さに途方に暮れる思いがします

マイナンバーの管理について 各自 各社任せにするのではなく 何か社会全体のシステムとしてこのような事件を防止する策はないものなのでしょうか