昨年後半ころより 弊事務所で管理ソフトを利用してデータを蓄積しつつ

業務管理や人事管理をより効率化し 仕事の平準化をはかり

よって 各人の負担感や不平等感の軽減を図ろうという提案が出てきています

10年1日のごとき報告聴取や指示の出し方、あるいは業務記録の残し方がよいとは決して思わないのですが

さりとて 管理ソフト等の利用で効率化し 詳細にわたって進捗等が把握できることが

何に役立つのか となると 私の中では 今一つ気持ち悪さが残ります

たとえば 非常に生真面目にそのソフトに入力する人と 適当に入力する人がいる とか

仕事の内容にしても 報告の言葉では書ききれないニュアンスをどのように理解するのか とか

もっと究極には 人は管理されることを望まないのではないか とか

いろいろ考えます

確かに パーフェクトな人の集まりでないのですから

今なにが起こっているのか等をできる限りアップデートに把握できれば

問題が生じる前に指導したり指示したりもできるので 大きな間違いに至る前にそれを防止でき

結果お客さまに提供するサービスの質を保てる結果につながる

それは確実なことであろうということはわかります

しかし 人は創意工夫をしイキイキを仕事をするときに幸福や達成感を感じやすく

そのようにイキイキとみんなが働いている時に組織は一番活性化している

すなわちよいサービスが提供されている というように思うと

細かく現況を入力し それを管理され 指示をうけ ではあまり幸せではないだろうし

細かく役割を決めてもらい指示を受けるという その方が気が楽でよい という人がいれば

組織としてはあまり成長も発展も期待できない状態 という

ことになりそう と気にかかるのです

そのようなことをいえば それは理想論ではないか と激しく反論されることも目に見えるところですが

またそれらは両立できることではないのかもしれませんが

それでも だからといって 情報に手足を縛られるような毎日 になるとすれば

私ならば嬉しくない とやはり思ってしまうのです