所長通信

Communication

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孤独

コロナ禍でテレワークやZOOMの授業などが多くなり

ますます他人と直接触れ合うことが少なくなってきたように思います

しかし 思えば コロナ禍になる前でも

みんながスマホを持つようになり 何でもスマホやメールやSNSでかたずけられるようになっていて

すでにリアルに出会ったり 語り合ったりする機会は少なくなってきていました

コロナ禍での制限で友達同士で集い合って楽しくすごせなくなったり

飲み会ができなくなったり とストレスが溜まっているような話が言われていますが

コロナ前に そのようにみんなで楽しく過ごしているようなときですら

スマホは必ずそばに置いていて すぐに返信できるようにする というのが普通に見られていましたから

その楽しい飲み会などであっても すでに過去の付き合い方とは変質していたといえるような気がします

その上 LINEグループやオンライン授業用のチャット あるいはSNS上などで 攻撃的な言葉が飛び交ったりして

その結果自殺者が出るような事態にもなってきています

これらの現象は 用件が通じればそれだけで問題ない とか

人が集まることに対して 集まって話す場合の無駄話や行き帰りの時間がもったいない といった

効率性を追求した結果が招いたものであると言われています

もともと人間とは群れで生きる動物であると聞きました

いままでも一人暮らしであったり 人里はなれたところで生活するということはあっても

孤独 ということの質・内容は変化してきているのではないでしょうか

効率性の追求は物質的な最大価値を求め 自分の利益の最大化を目指すための指標であり手段であるので

無駄の節減がその目的となっており とことん個人単位での利益の最大化をめざすことが価値基準や生活様式となると

いくら飲み会をしてもLINE上で会話をしても 

人間としての本質的な共同生活を送るという「群れ」の生活とはそれらは本来的に違うから

人はLINEにすぐに返信をおくらなければ仲間外れになるのでは といった

のけ者になることへの恐怖に支配されるような生活で 孤独を恐れて孤独になっていくという

矛盾のなかでの生活にはまってしまっていると思うのです

人間とは 他人の体温が感じられる距離感の中で群れて生活するのが 動物としてのありかたなので

過度の干渉などは行き過ぎだとしても

お互いに寄り添い合って生きていくという環境がこれ以上削られると 

本当に孤独に耐えられなくなって ますます人間社会が歪んでいっていまうのではないかと思います

この孤独が解消できるようになれば

いじめや間違ったポピュリズムも解消されていくのではないかと思うのです

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