「老いとは進化である」 

この言葉は ゴールデンウイーク中の新聞の文化面で見つけた

東京大名誉教授の上野千鶴子さんの記事の見出しの言葉です

女だから と苦しむような人生を歩んだ経験が乏しい私でも

というか

差別の中で真正面から戦うのではなく

「女だから」としんどいことからはうまく逃れて

要領よく世渡りをすればよい と思っていた私でしたが

上野先生の書かれた著作や新聞雑誌の記事は

生ぬるい自分自身を恥じながらも 

清々しい空気を感じて 読み 

このようにすがすがしく自分の意見が主張できれば などと

いつも思っていた感を深くしました

そのようなイメージの(私の勝手なイメージですが)上野先生の記事だったので

そして 近頃急に日常生活で「老い」を痛感させられていることもあって

非常に興味を惹かれました

同時代を生きてきた人間として その人生はうなずけることばかりで

でも私は傷ついたり 悪い評価されることを怖がったりして避けてきたことに

深い洞察をもって研究されてきたことを今更ながら 

いつものように 憧れと恥ずかしさを持ちつつ感動すらしました

その先生が 

「女が男のように 強者や抑圧者になることを望んでいるわけではありません」

「弱者が弱者のまま安心できる社会をつくることが フェミニズムの目的です」と

語ってられるのをみて

これからどんどん弱っていくであろうけれど

それを悲観したり 絶望につなげたりせず

また 弱さをアピールして誰かに助けてもらおうなどと自分を哀れまず

肩の力を抜いて ひょうひょうと自分のまま 生きていこう と

改めて思いました