教育で人は変わらない
(2025年6月16日 09:00) カテゴリー:所長通信「相手に変わる気がない限り どんなに教育をしても人はかわりません
伝え続けることは必要ですが どんな伝え方をしても伝わるとは限りません」
これはある時目にして急いでメモをした筒井工業㈱の前島社長さまの言葉だったと思います
バタバタのメモなのでお名前など間違っていたら失礼をお許しください
前後にどんな言葉があったのかとか どのような状況で語られた言葉なのかもよくわからないので
コメントが述べられるというようなものではありませんが
この言葉に心が動いたので大急ぎでメモをしたと覚えています
私たちは子供をもつと 自分のことは棚に上げ 叱咤激励をしてスポーツも学業もよくできる優等生にしようとしたり
部下に仕事を教えるのに 自分の教え方を棚に上げ なぜこんなことができないのか とイライラしたりします
まさに教育をすれば人は変わる 変えられる と思ってるということではないかと思います
もちろんちょっとした知識があればできる とか やり方がわかれば失敗をしない というレベルの教育もあるでしょうし
それは結果が出るようなものではあると思います
しかし それも教育かもしれませんが ここでいう教育とは人間が変わるという類の教育で
教えるという行為で人間は変わらない 変えられない ということで
確かに人間は 少しぐらい良い話を聞いても 本をよんでも 私は私 あなたはあなた で確かに変わらないなと思います
でも 何かを経験してそれ以後人間が変わったというようなことがあることも事実です
長い人生 心からよかれと思って話たのに とか 何とか変えてあげよう などと思って会話したり
それで思う結果にならなくて 落胆したり 腹を立てたり という事も色々ありました
でも本当に教育で人は変わらない ですよね
変えられると一瞬でも思った自分は なんと傲慢だったのか と恥ずかしく感じます
また自分の考えなどが正しいと思うこと自体どうなっているのかと反省もします
だからと言って あきらめてしまったり 周りの人達に無関心になってしまっていいということではないでしょう
教えてあげよう という傲慢な心はいましめないといけないと少なくても それだけははっきりと思います
また 少なくとも孫たちにはできる限りの経験をさせてあげよう それらから何か感じる者があればよいのにな と思います