所長通信

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「老害」にならないために

自分がその年齢になってきて 気にしているせいか 

最近「老害」という言葉をよく目にするようになってきた気がします

そのような中 最近「老害」とは 

加齢や正確ではなく「再び初心者になるコスト」を払うことを拒否した人の別称である 

という定義をみて 少し(?)ドキッとしたところです

今まで 特にはっきりと認識はしていなかったのですが

なんとなく「老害」とは 自分の過去の成功体験からのがれらなくて 新しい環境や経験を批判的に見ている状態

というように思っていました

だから 新しい環境や経験を否定して自分の考えややり方に固執するようなことはしないようにしようと

常に意識していよう 柔軟な対応をすることを心がけよう などと思っていたのですが

それでも、自分の中で拒絶感が感じられたり 失敗することが目に見えていると思われるときは

善意で(自分としてはですが)注意したりしてもよいのではないか とも思わないではありませんでした

でも 過去の栄光にすがるのも新しいやり方を否定するのも すべては素人に戻る恐怖から来る防衛本能に過ぎない

といわれてしまうと 自分が傷つきたくないとか過去を否定されたくないという自己防衛的な心理がはたらいていたかも

と認めざるを得ないところが思い浮かびます

多くのベテランが自分の直感や経験則を絶対視すると言われます

自分の経験則や数々の修羅場をくぐってきて鍛えられた直感は貴重だとどうしても認めようとしてしまいます

しかし 直感は腐るので更新し続けなければならず 現在進行形の挑戦がなければ直感は形成も更新もされない

という事ならば すでに第一線から離れつつある自分には その挑戦の機会自体が少なくなってきていると認めざるをえません

後進に経験を積ませようと一歩下がったところから見守ろうと そして危ないと感じたらブレーキをかけてあげよう

という思い自体 思いあがった姿勢でありまさに「老害」であると突きつけられた気がしています

自分で決断して行動した結果については貴重な経験として受け止めさせればよい 盛大に失敗させればよい

という態度は決して冷淡な態度ではないということで それが先達の覚悟であると改めて思いました

思い切って冷たい態度に切り替えることが「老害」防止になりそうです

その上で 自分自身のためにも初心に帰って新しいことに挑戦して大いに恥をかいて教えを請おうと思います

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