先日ニュースで「責任ある積極財政継続」なる言葉を聞きました
また どなたかの発言にたいして「責任が取れるのですか」とか
「もし間違っていたら責任をとってください」とかいうような言葉が飛び交う場面があります
この「責任をとる」というのはどういうことをいうのでしょうか
深く考えもせずにいい加減な発言や行動をしない という程度の意味でしょうか
それなら別にわざわざ「責任をもって・・」とか「責任ある**」などという必要はないのではないかと思うのですが
となれば
いろいろと調べたり考えたりした結果の意見であり けっして軽いものではありません ということを言っている
と考えれば 日常の会話や議論にでてくる「責任をとる」という言葉のニュアンスはわかる気もします
またそれ以上に具体的に深く掘り下げて追及する類でもないのでしょう
しかし それとは別に
「**の責任をとって」お詫びします とか 辞任する という言動も多々あります
その結果 報酬が減額されるとか 社会的な不名誉を甘んじて受ける といったある種の実害(?)も伴います
それは 「真剣に」「真面目に」といった姿勢を表現するというよりはもう少し重い言葉であると思われます
ところで 私たち士業をはじめとして 自分で事業をしている人は 失敗したとしても 悪い結果を招いてしまったとしても
「退職します・・」などでは償えない 頭を下げてお詫びしたとしても許していただけないことに遭遇してしまうことがあり得ます
そのようなことを考えたとき サラリーマン社長や公務員の人たちは辞めればいいのだからよいよね~と思ったことも過去に何度もあります
「責任とって この仕事から身をひきます」などといって幕をひけたらどれだけ良いだろうと思った人もたくさんおられると思います
このようなことをいくら考えても答えも自分に対する行動指針も得られませんし
そのように思うと 毎日の一つ一つの判断や行動は心臓が震えるほど重くのしかかってきます
長い間 そのような日常に身をおいてきた(と自分では思っている)結果
間違った判断や行動によって周りに大きなご迷惑やご心配をおかけすることになっても
せめて あれだけ一生懸命だったのだから仕方がない と思っていただけるように
毎日を真摯に命がけで誠心誠意すごすことではないか と引退する歳になってなんとなく思うようになっています
幸い 命をすり減らすような事態に遭遇することなくここまで生きてこられましたし
周りに良い方々や良いめぐりあわせに恵まれたこともあって どこまでいってもまだまだ甘いと言われれば返す言葉もありません
しかし 法的に罰せられることではないからとか わざとではなかったのだから だから責任もない
あれは***のせいだ自分は悪くないといった態度や論法がかけめぐっている世の中で
ここだけは 死ぬまで愚直に一生懸命に と思っています