アメリカのトランプ大統領の政治手法を見るまでもなく

隣国の韓国の状況を見るまでもなく

イギリスのEU脱退にみるまでもなく

ポピュリズム(大衆迎合主義とでも訳されるのかと思うのですが・・)が台頭してきているように感じます

昔 社会科の授業で もっともよい政治は?という質問に 民主主義だと思っていたら 

専制君主による政治だとといわれて 驚いた記憶があります

本当に優れた(神様みないな)君主がいれば その人に統治されるのがよいということで

実際はそのようなことはないので みんなの意見による民主主義がベターな統治形態ということになる

といった話であったと覚えています(違っていたら社会科の先生すみません)

理想の君主が存在しない限り、我々はモアベターな選択として民主主義を選択する ということで歴史は動いてきたと思うのですが

ポピュリズムはこの民主主義とは似て非なるものです

大衆は無知だから・・とかそのようなことではなく 生活の不満が大きなウェーブになることはあり得ても

リーダーがそれに迎合して人気とりで政治が動くと 目先のところでは不満が解消されても 長期的な道筋となるかどうかは

かなり危険だということでしょう

昔から 革命が新しい社会を生み出し 一部の特権階級に占有されていた富が社会全体にいきわたるということはあったので

必ずしも大衆の主張のうねりは刹那的な不満の表れと決めつけるのも早計かもしれませんが

この大衆のうねりのもとを分析する必要があります

現在は 一昔前にくらべて 貧富の差が広がり 一部の成功者(勝ち組)ばかりに日が当たるようになっているので

なにがしかの改革は必要不可欠ではあるでしょう

しかし この貧富の差は 昔のような特権階級と庶民の些とは原因が違うように思います

昔は 生まれた地域や家によってすでに将来は決まっていて いくら個人が努力してもどうしようもないという閉鎖的な社会であったことも大きかったと思います

しかし 今はそこまで固定された階級社会ではありません

あまりにも 貧富の差が広がったので 貧しい人たちは働いたり努力したりする場所もチャンスも少なくなっているのは現実として存在するにしても

だからといって リーダーが命令してドアをこじ開ければ何とかなる というものではないように思います

努力するものにチャンスが与えられるという風通しこそ大切であって 

今の世の中で支配的な立場にある国や人々を攻撃したり抑圧してその力を弱めればその結果としてバランスが保てるという

ことではないのではないでしょうか

そして そのあたりの方策には広い視野や長期的な展望が必要で 目先の人気とりではない ということなのでしょう

そのあたりに 世間の不安の目はあるように思います