今年も桜のシーズンがやってきました。

全国で続々と開花している桜。

 

3月14日(日)、東京都千代田区の靖国神社にある桜、ソメイヨシノの開花が発表されました。

昨年に並んで観測史上最も早い開花で、平年より12日早い開花となりました。

桜の花が開花してから満開になるまでは、おおむね開花日の1週間から10日くらい後になる予想だそうです。

 

(桜の開花とは、のつぼみのうち、5~6輪の花が咲いた状態をいい、満開は、全体の花芽の80%以上の花が咲いた状態をいいます)

 

東京の開花が平年より早いのは、これで9年連続です。今年は平年値の更新が行われます。近年の早咲きの傾向から平年の開花日も早まる見通しです。

 

近畿地方でも、ソメイヨシノのつぼみが順調膨らみつつあり17日(水)には、近畿地方のトップを切って、和歌山と京都で平年より10日前後早く開花する予定だそうです。そのほかの所も、平年よりかなり早く咲き始めるでしょう。

 

 

今年の桜の開花 なぜ早いのか。

 

今年の桜は、冬の前半に厳しい寒さの日があり、休眠打破(前年の夏に形成され休眠に入った花芽が、冬になり一定期間の低温にさらされて目覚めること)が順調に行われたこと、その後、季節先取りの暖かさの日が増えて、花芽の生長が促されたことで、開花が早くなっていると考えられています。

今年もお花見は難しいですが、家の近くや通勤途中の桜の変化を見て、季節の移ろいを楽しみたいたいと思います。