所長通信

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オワハラ

就職活動の終了を学生に強要する「オワハラ」が横行している とのニュースに接しました

それも 企業だけでなく学生の終活を支援する「新卒エージェント」と呼ばれるエージェントによる例が目立つとのことです

いわく「内定を辞退するならこれまでに費やした採用コストや研修費をはらってください」とか

「今この場で他社に選考辞退の電話をかけろ」といった悪質なケースもあると報告されています

エージェントを含む採用側が活動にかかった費用を学生に請求することは法的にも認められていないので

学生にこのような不当な要求を受け入れないように求める注意喚起を大学が注意喚起をしているとのことですが

学生の一度きりの就活や人生をゆがめられて メンタルに不調をきたす学生も多くでてきているそうで

厚労省では「場合によっては刑法上の脅迫罪や強要罪 民法上の不法行為にあたる可能性がある」と説明されています

このオワハラが横行する理由の一つがエージェントのビジネスモデルが採用企業から成功報酬で採用報酬が支払われる仕組みであることから

エージェントは就活生の意向を顧みず強引な引き留めに走りやすい と分析されています

人材難の現状で 人材紹介サービスを通じた採用を利用する企業も このサービスに応募した学生も一定割合存在し

人材紹介業界もこの現状に危機感を強め

(一社)「日本人材紹介事業協会」を発足させ新卒向けエージェントを手掛ける20社が参加

オワハラの禁止や学生と丁寧に認識をすり合わせる内容を盛り込んだ指針も定め

政府も 経済団体に就活の日程ルール順守を求めた文書の中でオワハラについて

「職業選択の自由を侵害する恐れがある許されない行為」と批判しています

就活生は人生経験も浅く十分な情報を持っていないため 手軽に利用できるエージェントに頼りがちなのは理解できますが

就活では新卒エージェントにたより 退職したい時は「モウムリ」にたよる という事態を見て

これからの日本を担う若者の弱弱しさを感じて 将来に対して本人はもちろん会社も社会もこれで良いのかと不安になってしまいます

今あらゆる情報が流通し その波に利口に乗らないと時代に取り残される といった脅迫観念すら持ちがちですし 

その一環としてそのようなエージェントを利用する行動も一概に批判ばかりできないと思います

青っぽい言い方になりますが

就活生にはこれから社会にでてどのような人生を築きたいと思っているのかをもっともっと突き詰めて

焦らないで第一歩を踏み出してほしいと思いますし

採用側の企業も安易にエージェントにたよるのではなく どのような人材を求めているのかを今一度考え

採用活動においても軸足をしっかりと持ち 自社の理念や将来の展望を明確にし 

一つ間違えれば会社の信頼性すらなくすような活動になってしまわないよう コンプライアンス遵守を徹底することが 

長期的な視点において会社の発展につながっていくと認識してほしいと思います

学生も企業側もどちらにも本当に得難い出会いができるよう 貴重な出会いを大切にしてほしいと思います

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