当たり前ですが3割の可能性でヒットを打つバッターです。

ある解説者が言っていました。

100回打席に入って27回しかヒットを打てない打者は普通のいい打者。

100回打席に入って30回ヒットを打てるのは一流の打者。

100回打席に入って33回ヒットを打てるのは超一流の打者。

プロ野球の打者は100回打席に立つうち3本のヒットが多いか少ないかを埋めるために日々研鑚に努めるのだと。

 

ある本に書いてありました。

3割の可能性でヒットを打つのであれば、7割の可能性で凡打するということ。

2打席連続でヒットを打てない可能性は7割×7割で49%。つまり2打席に1回ヒットを打つ可能性が50%の打者。

3打席連続でヒットを打てない可能性は7割×7割×7割=34.3%。つまり3打席で1回もヒットを打てないのは3日に
1回程度の打者。

だから3割バッターは期待されるのだと。

 

では3割を打つためにはどうすればいいの?という問いにある選手が答えていました。

『打てる球を見逃さない事、打てない球に手を出さない事』

どんな選手も練習では真ん中のボールを打つ練習をするらしいです。そこできちんとフォームを固めておけば、真
ん中以外のボールも弾き返せるようになる応用力が身につくとか。どんなに頑張っても打てないコースや打てない
球種はあるけれど、それを打つための練習をしていたら他のコースまで打てなくなってしまってスランプになってし
まう、という話をしていました。

もちろん初めから7割失敗するつもりで仕事をしてはいけません。しかし、自分の基礎フォームを固めた先に応用が
待っていて、どんなに応用を重ねたとしても120%どんなボールでも弾き返すことは不可能。これはどんなお仕事で
も同じなのではないかな?と感じます。熟練した超一流打者と呼ばれるその日まで、毎日基礎のスイングを欠かさ
ないように頑張っていきたいと思います。

峻希