失業率が低くならない とか

若者の失業率が高い とか

女性の戦力化 とか

いろいろ聞きます

しかし しかし 求人してもなかなか人が見つからない という話もたくさん聞きます

どうしてこのようなミスマッチがおこるのでしょうか

その一つに

企業が求める人材と 仕事を求める人の希望の働き方 のミスマッチがあるのではないかと思います

企業にどのような人を求めていますか とお聞きすると

「仕事のできる人」と言う答えが返ってきます

「仕事のできる人」とは具体的にはどのような人でしょうとなると

そこでう~んとなる人材担当者もあります

「協調性のある人」とか「自分で考えた仕事ができる人」とか「指示待ちでない人」とかいろいろあります

要は いちいちこと細かな指示をしないでも気が付いて 何が必要か自分で判断し 効率的に適格な仕事をする といったイメージかと思います

かたや 求職する学生などにどのような仕事をしたいか 聞くと

「仕事を任されたい」「創意工夫のできる仕事がよい」「歯車的な仕事はいやだ」などと返ってきます

どこか希望は一致しているような感じもあります

結局のところ

会社が希望するような人が初めからいるわけない ということ

求職側が自己評価しているほどには 仕事スキルはありません ということ

ではないでしょうか

それなら 教育するから がんばれ!となった途端 いろいろのギャップが顕在化してきます

上司は指導しているつもり 部下は自分の価値観を押し付けられる

上司はコミュニケーションを取ろうと「帰りにいっぱいどう?」

部下は「勤務時間外まで縛られたくない それ業務命令ですか?」

そして1年もたたないうちに 双方が「むり~」となる

これが現実みたいです

かくいう私は 古い年代に所属しますので

「最初から仕事ができないのは構わないが、少しは根性だしてよ」とすぐに思いますが

そのような反応から脱却して 工夫をすることももとめられているのでしょうかね~(ため息・・・)