近江商人の言葉(理念)として「三方よし」ということばがあります

p売り手よし 買い手よし 世間よし になる商売をしろ とでもいえばよいのでしょうか

p今のことばでいえばWIN WIN の関係のビジネスをしろ ということなのでしょう

pところが 過日「五方よし}という言葉をききました

p三方よしの3つに 作り手よし 使い手よし の二つをたして 五方よし だそうです

pということはメーカーさんのバージョンの三方よし なのかもしれません

pこの関係者のみんなが「よし」とする商売 なかなか味のある言葉だと思います

pよく ビジネスの世界は戦場であり 勝ち組 負け組があって 真剣勝負が行われている といわれます

pそれならば 売り手と買い手は騙し騙されの相反する関係で 騙された人(企業)はまけて衰退する のでしょうか

p実は 自分さえよければ といった商売(経営)する企業が長い目でみれば「負け組」になる と見るべきではないかと思います

p極端なはなし 利益を追求するあまり 期限切れの商品を売ったりしたら その企業は間違いなく倒産します

pあるいは 材料の品質をよく検査もしないでコストを追求して(結果としても)粗悪な製品を世の中にだしたら 被害が広がりそのような製品をだした企業は排斥されます

pまたコストを追求して公害(汚水や汚れた空気を排出する)をだせば 一企業では背負いきれない責任をおわねばなりません

p情報を世界中で共有し それが加速度的に拡散していく今日では その結果もすぐに出てきます

pということで「三方よし」の昔の近江商人はすごかった と思わざるをえません

pまだまだ 「なのにどうして??」 といった事件は後をたちませんし

pまだまだ社会が成熟していないのだな~とため息をつく国もあります

pこの「三方よし」や「五方よし」が当たり前の社会というのが 本当の成熟した大人の社会 大人の国ではないかと思います

p私は 成長率がいくら高くても 一方的な企業の論理や政治の論理がまかり通るような国であってほしくないと思います

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