この間 ちょっと時間ができて「シン・ゴジラ」の映画をみにいきました

p現在の特撮技術や ゴジラの動作は狂言師の野村萬斎さんであったとか

p興味深い話題は尽きないところですが

p私はゴジラと戦う政府の体制がとても面白く感じました

pこのゴジラと戦うため設置された政府の「巨大生命生物特設災害対策本部」の構成メンバーですが

p霞が関のはぐれ者や一匹オオカミや問題児・鼻つまみ者・厄介者・学会の異端児 といった人々でした

p彼らは 自己主張がしっかりしていたり 納得できないことには迎合しない人であったりで

p日本的組織ではどうしてもはじき出されるタイプの人たちですが

p論理と事実に基づく分析を尊重するという共通点を持った人たちで

pその人たちが権威や権力に影響されないで ゴジラを倒す方法を追及します

pその結論に基づいて 自衛隊などが力を結集してゴジラと戦うって 日本を守る

pというある意味単純なストーリーではあるのですが

p政府や行政の会議などがリアルで思わずふきだしてしまう場面もあり

pこのような「想定外」の出来事が起こった場合 既存の秩序を重要視し、法を守り協調をよしとする

p平常では大切な資質がものの見事に役立たないことが ある意味身につまされ

pそのような時には この対策本部のメンバーのような論理と事実に基づく分析を尊重し

p固定概念に縛られないで解答を求めるという姿勢と それができる人たちがいかに大切かと

p思い知らされた気がしました

p映画ではこのような人が結集できて 対策本部として活躍できて 成果が出たわけですが

p現実の世界ではどうかと思ったとき

p本当にこのような人たちが存在していて

pそれを知っていて召集がかけられるということが許されるかとか

pそれを可能にするリーダーがいるかとか

pそれを思うと 政府や行政とはこんな感じかな などと笑っていられないと思い

pちょっと背筋に寒気が走る思いもしました

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