ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来

毎日その関連の大量のニュースを見ています

私たちはそのニュースより ロシアはそしてプーチン氏はなんて血も涙もないのだろうとか

ウクライナがかわいそう だとか 

日本もロシアと国境を接しているからウクライナみたいになる可能性があると思って準備をすべきだ

などと自然に考えています

そのニュースは間違っている とか 騙されている などと考えているわけではありませんが

ロシアでは大勢の人たちがプーチン氏を信じ支持していると伝えられています

また どちらかと言えばウクライナが自由主義の国々の支援で優勢になっているなどと言われれば

信じたい気持ちにもなります

昔の世界大戦時の大本営発表がどのようなものであったのか歴史で学んいても やはり毎日のニュースを信じています

そのような時に 戦争にプロパガンダはつきものだという話を見かけ、

アンヌ・モレりの「戦争プロパガンダ10の法則」というのを知りました

これら関連の論文をしっかりと読み込んだわけでもなく 斜め読み以上のなにものでもないので

何か意見が言えるわけではありませんが

「我々は戦争をしたくなかった しかし敵側が一方的に戦争を望んだのだ」

「(だから)敵の指導者は悪魔のような奴だ(とわかるだろう)」

「我々は領土や覇権のためではなく,偉大な使命のために戦う」

「我々の大義は神聖なもので これは正義の戦いである
 この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」

「我々も意図せざる擬制を出すことが(少し)はありますよ。
 だが敵はわざと残虐行為に及んでいる。
 卑劣な兵器や戦略を用いている・・・・」
                     等々

何だか ごく最近に毎日のように耳にしているニュースも

この論法によっているように思ってしまいます

そうなのかどうかはもちろん私にはわかりませんし

演説にコピーライターがいるのかなど知りたくありません

でも 真実を知ることがいかに難しいことかはよくわかります

昔 大学院で 自分の理論を構築するにあたって

指導教授が日本で出版されている書籍や新聞などだけでなく

できる限り外国で出版されている書籍や雑誌も見て

本当の姿を知る努力をしないとだめですよ と言われていたのは

このようなことなのだと 今にして思っています