先日 マリー・クワントさんがご逝去されたとのニュースを耳にしました

93歳だったとのことです

街中でそのブランドの製品はよく目にしていましたが 

失礼ながら なんとなくもう過去の人のような印象があったので 

改めてその功績に思いをはせ 残念な気持ちになりました

私にとって 彼女はミニスカートの生みの親として強烈な印象があります

彼女がミニスカートを世に出したのは1958年ころだということですが

日本で流行しだしたのは もう少し後であったように覚えています

ちょうど 中学に進学するころで 世の中的に女の子はそれまでの膝をだしたスカートから卒業し

膝が隠れるくらいの長さのスカートにしないといけないという周りの目を感じるころで 

なぜ女性は大人になるにつれ 体を隠し 性的な視線から身を待るため

あえてダサイ格好をしなければならないのか という反発の気持ちなどが生じるころで

自分は特に性を生生しく発信などしたくないのは当たり前ではあるけれど

だけれども小学校までは男女自由に自分の意志で勉強もスポーツもその他の活動もできると思っていたのに

どうして女の子だけ急に受け身的な対処を求められるのか

そのころは 明確に意識はしていなかったけれど 何か理解できないもやもやがあったころですから

このミニスカートの流行でちょっとすっきりし 救われたような気持ちになったことを覚えています

女性をコルセットから解放したのはココ・シャネルであったと記憶していますが

それと同じようなインパクトのある登場であったと思っています

現在のAIの進歩は著しく チャットGPTなどに注目が集まっていますが

私は AIを初めとするいわゆる人口頭脳には絶対的な限界がある とやはり思っています

いつもその例に挙げるのが 彼女によるミニスカートの登場で

これは 過去のファッションの変遷などいくら情報を重ねても 機械には発信できないことだと思っています

AIにはできないことの例がミニスカート と言ったりしています

そのような意味も含み 彼女のことは 一生思い続ける と思っています