直接 自分は確定申告しない する必要がない という人でも

テレビなどでも宣伝されますので この時期は確定申告をする時期なのだ という知識はお持ちだと思います

私共会計事務所でも 日常の業務の他に確定申告書を作成し提出するという業務で多忙な時期になります

毎年 年が改まると 松の内から案内をはじめて 資料や情報の収集につとめます

内容や規模としては法人の決算などよりよほどシンプルで小規模なのですが

法人の決算申告業務より 担当者を困らせることになることが多いのもこの時期の特徴となります

確定申告は個人事業の決算申告にあたる場合や 不動産を賃貸している方の不動産所得の申告など

とかく個人の収集しておく情報が主体とならざるをえません

又 私共もご本人も私的な支出なのか 事業などに必要な支出なのか わからないという支出も結構あります

その結果 法人等に比べて 資料がそろわなかったり 

通帳等から見える取引(出金や入金)について 何の入出金だったか記憶がないとか

一年間を通じて記憶が曖昧であったり書類に不備があることがままあります

毎年必ず生じる出金(固定資産税の納付とか水道光熱費 電話代など)がわからなかったり ということが起こります

そのため 銀行通帳はまめに記帳しておいてください とか請求書や領収書は大きな封筒などに入れて散逸しないようにしてください

などとお願いするのですが できる人はできる できない人はできない とはっきり分かれます

日常生活やお仕事の忙しさなども大きく影響するようですが どこか個人の性格などもあるような気もします

毎年毎年 同じ人で同じことが出てくると どのようにお手伝いして差し上げればうまくいくのか 悩みが尽きない ということにもなります

そのような時 担当者からは「***について質問させてください」というような質問をして回答をお待ちしている ということになるのですが

どうも ご本人も多少は資料がそろっていないことや 回答できないことについて引け目に感じるところもあるようで

申告期限がせまってくるにつれ どちらもがパニくってきて会話もギクシャクしてくる というような場面も出てきます

担当者レベルでは 適当に推定して数字を作るというようなことは許されないし

納税者さまからはそこを何とかうまく解決してくれるのが専門家でしょ という期待も寄せられる ということになります

その通りで 何とかできないかと真剣に考えても できないモノはできない 想像で申告書はかけないのは事実なのですが

そのような時 何年も申告でお付き合いしている皆様のことは 毎年の会話を通して生活習慣や癖も分かってきています

わたくしなど 担当者と立ち位置が違う者は お話をして 回答につながるヒントやアドバイスをしながら解決に導くというのも

大切な仕事になってくると思っています

直球勝負とばかりにストレートに質問して答えを求めないとできないではなく

状況を解きほぐしたり 代替になる資料や証言を得たり 銀行担当者に質問する方法をかんがえたり それなりに思いつく方法があります

だからと言って完全解決とは少しニュアンスはちがうのですが それなりに姿を浮かび上がらせることはできる場合もあります

ただ そのような思考錯誤ではないですが 姿を浮かび上がらせ 直接な証拠等でなくても必要な金額等を入手できるまで工夫するには

やはり時間が必要になります

精神的に焦っていてはわかるものも分からない というだけでなく

何か別の書類をさがしたり 再発行してもらったり はやはり時間がなければ難しいことが多いです

何かそのような補助的な手段を使う場合も想定すると 時間の余裕と納税者ご本人と心を通じ合わせて会話するということが大切になります

確定申告のこの時期だけでなく 一年を通じてお客さまに寄り添う姿勢で 何かあったらいつでもお電話の一つ遠慮なさらないでしていただけるという

そのような人間関係を日常から保つ努力 気遣い 思いやりを持ち続けなくては と

この時期になると改めて感じながら仕事をすることになります