所長通信

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「令和シニア」の行動力

「令和シニア」という層があると聞きました

「令和シニア」とは 高度経済成長期に育ち かつて新人類とも呼ばれた現在60代の新しいシニア層で

70代以上の従来型シニア像とは明らかに異なるシニア層のこと とされています

今までは 60代以上がひとくくりにシニア層とあつかわれてきたようですが

この令和シニア層はデジタル弱者であったりという固定観念でひとくくりに見られているシニア層とは違って

スマホの保有率も高くネット検索の利用率も高い水準にある世代で

情報を受け身で入手するのではなく 自分の関心や納得できる答えを主体的にさがしにいく

社会的に現役の人たちといわれています

これまで日本の多くの企業は 60代以上をひとくくりにみて 

例えば 買い物が困難な高齢者のための宅食サービスなどを発展させてきました

シニア層をひとつのマーケットとして新しい事業を立ち上げよう という動きがありました

これらサービスやシステムは 高齢化社会に対応すべくシニア市場を孤立したニッチとみて対応し実現していたように思われますが

この宅食サービスが 共働き世帯や若年層の日常を支えるデリバリーインフラに進化したように

今後は令和シニアを 不確実性の高い時代における普遍的な価値を映し出す鏡ととらえて 「ロバストマーケティング」へと移行させるべきではないかと言われています

すなわちシニア市場を孤立したニッチな市場ととらえるのではなく

次の社会インフラを先読みするするインキュベーションフィールドととらえるのです

高齢者を画一的な枠に押し込めてかんがえるのではなく

令和シニアの40代や50代に近い意識や行動性に注目して 彼らの小さな不便や不安を起点に 

年齢を超えて使われる大きな価値へと育てる視点を持つのです

日本の超高齢化を負担としてのみとらえるのでなく 令和シニアの行動力を力にその発信力を推進力として

その知見や意見をこれからの社会の道しるべととらえて 持続可能な成長モデルにしていく という事ができれば

今の日本の置かれた社会を未来に対する実験場として これからの成長モデルとして 世界に示せると考えます

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