総理大臣が代わって「アベノミクス」で 社会全体が活気づいてきたように感じます

これで 景気がよくなって 少しは将来に希望を持てるようになれば 結構なことです

別におそれにケチをつけるつもりは毛頭ないのですが

テレビなどで これでまた日本の経済が成長し 日本が豊かになって・・・というような語調のコメントを聞くと 

????と思います

日本は発展途上国の段階はとっくにすぎています

景気がよくなって 給料があがることは結構なことですが

日本の労働者の給料が上がれば上がるほど 製造業においては国際競争力は弱くなるのではないでしょか

中国や韓国をはじめアジアの各国で、今まで日本が持っていたような製造技術やノウハウはすでに取得されています

だから 単なる製造においては負けるに決まっていると思えるのです

それらの後発組の国々がマネできないような最先端の技術やノウハウは日本の一般企業には競争優位性を保てるほどにはないように思います

それは日本がすでに成長段階をすぎ成熟してきた経済社会になっているからではないでしょうか

すでに成長はおわっているのに 成長させようとしても無理なのです

むしろ 成熟した経済社会がとるべき戦略に特化していかねばならないのでしょう

それは 単なるインフレ政策でも もちろん公共投資でもないはずです

情報やサービスといった部門での革新や付加価値の取得に集中すべきではないかとおもうのです

そして 世界で成長力を競うのではなく 国民の生活の質で競う そんな国のかじ取りをしてほしいと思っています