最近 ローカス・オブ・コントロール という言葉に出会いました

「ローカス・オブ・コントロール」とは

ある事態が起きたとき その原因をどこに求めるかで人を分類する考え方 だそうです

例えば

顧客への提案がうまくいかなかったとき、

他者依存型は「景気が悪いから仕方がない」「相手が悪かった」など

自分以外に原因があると考える のに対して

自己解決型は「伝え方が悪かった」「準備不足だった」など 

自分自身に原因があると考える らしいです

この様に人を分類する考え方 であると説明されています

どちらが良いとか悪いとか言う事ではなく それぞれそのような傾向があるという事です

ただ 自分がどちらのタイプか知っておくと 何かに躓いて悩んだ時に解決しやすくなるということです

他者依存型の人は 「自分の力など大したことはない」と考える傾向があるので

「自分にもできることがある」と考えるようにすれば解決策が見つかるかもしれないし

自己解決型の人は主体的に問題解決に動きますが 一人で抱え込むところがあるので

困った時は仲間の協力を求めるようにすると解決につながりやすいということになります

ところで 昨夜あるセミナーで女性の活躍を促す試みとして 女性社員にはメンターをつけることが有効である

といったハナシを聞きました(ちなみに男性は自分で勝手にメンターを見つけるらしい????)

このメンターは 必ずしも就業年数の多い人とか管理職とかである必要はなく 

いわば 話しやすい人 気の合う人 といった基準で選ぶとうまくいきやすい というようなお話でした

ならば メンターの場合は自己解決型の人には他者依存型の人がよいのか 

あるいは同じ傾向の人が好いのかなどと考えてしまったところですが

人間関係においては 必ずしもこの傾向が絶対的な基準にはならないように思います

この「ローカス・オブ・コントロール」は相性などにおける絶対的な基準ではなく

自分や友達がどちらのタイプなのかわかっていれば とことん落ち込んだり 

世の中のせいなどと軽く考えて大きな失敗につながったり

そのようなことにならずに 解決しやすくなる あるいはアドバイスが有効になる(コントロールしやすい) 

というように利用すればよいということかと考えれば わかりやすいような気がします

後は ちょっと素直になる・・・ということかな などとだんだん脱線してしまっています