ある雑誌のダイジェスト記事をみていたら

部下に一発で軽蔑されてしまう上司の特徴は としていくつか述べられているのを目にしました

私は日常で 部下だと意識して接しているのでなく 自分がリーダだと意識もあまりしていないように感じているのですが

それでも私の気持ちはともかく 事務所のスタッフの皆さんは 同僚だとかパートのおばさんとは思っていないでしょうから

きっと私の何かの言動は上司のものとしてみられていると意識して接する必要があるとは自分に言い聞かせています

なのでこのタイトルを見て ドキッとすると同時に 私はこのようなことをしていないよね と確認したくなりました

部下に「この人についていきたくないな・・」と思われてしまう言動は

1.大事なところで「遅刻」する  

2.いつもなぜか「忙しそう」にしている 

いま自分のチームにとって何が一番大切なことかという事を二の次に 自分の仕事がいかに多忙で大変か

という事を見せたがっているのか というように あれこれ同時に進行しようとして忙しがっているという態度は

チームとの信頼関係を築くどころか 壊してしまいかねない言動となってしまっていることに気付かない結果となる

ということです

3.チームでのミーティングや研修にリーダであるのに席を空けてばかりいるような態度である

という事は自分たちのチームのことをリーダは本気で考えていない というような印象をあたえてしまうということで

この様な言動をする上司は 個人としてはマルチタスクをこなす 有能な仕事人であるかもしれませんが

チームのリーダとしては チームのことを二の次にし 自分の目の前の仕事の方に気を取られ 

どれほど自分が色々な仕事をこなしているかを見せて尊敬のまなざしを求めようとするような自分中心的な人柄だと見極められてしまう

と書かれていました

もし どうしようもない事態が起こって遅刻をしてしまったり チームでのミーティングや研修を中座することがあっても

それに対する言い訳をするのではなく 素直に謝罪をし残りの時間をチームのために全力を挙げて集中してこなす という態度であれば

むしろチームのメンバーの信頼も得られ 仕事にもチームにも責任を持って関わっていると理解されます

どんなやむをえない理由があったとしても どんなに言い訳があっても チームの研修や活動に全力で関わらなくて

マルチタスクに腐心するリーダーは 傲慢で部下を軽視していて チーム統率に無関心だと誤解されることになるということです

自分を振り返って どんなにやむを得ないことに巻き込まれていたという事を説明し チームの活動に参加できなかったことを謝罪し

わかってもらおうとすることはあったと思います

本当は自分も一緒に活動したかったけれど仕方がなかったと理解してほしいという気持ちを持たなかったと言えばうそになるという

自分の心が見えることもありました

正直に説明したとしても言い訳としかとられなかったならば 良い人という評価につながるとは言えないという事でもあるのでしょう

意地をはって目の前のことだけに集中すればよいか ではなく いかにチーム全体を見て 胸襟を開いて

チームのためにリーダとして全力を挙げる という当たり前のことを当たり前にこなすことが信頼のもとになる 

難しいけれどそれが結局大切だと胸に刻むことだと 改めて思いました