最近 どうして自分ばかり残業をしなければならないのでしょう

どんなに頑張っても 頑張っても 仕事がたまって自分におしよせてくる

もう頑張ろうの気持ちもキレそうです

という悩みを聞きました

みれば、休日も出勤し 毎日残業 という記録がつみかさなっています

たしかに、ルーチンの仕事のうえに 新しい仕事が乗り、

補助職として働いていた人の退職もかさなり、一気に仕事量が増えています

確かに、残業はしなければかたずかないかも・・・という感じではあるのですが

休日もなく毎日事務所に泊まり込む・・というのはちょっと理解しにくいという気もします

そこでどのような仕事の仕方をしているのか 分析をしてみました

① あれもしなくては これもしなくては とあせって、一つ一つ記録したり、間違いないかの確認などしていられないと思い

一つ一つがキチンと終了できていないので、かえってケアレスミスが出て、キチンとしたトレースができる状態で

ないことが影響して、確認や訂正に時間がとられている

② 同じように 済ませた仕事の調書などをその時点でキチンとファイリングできていないので

資料をさがしたり 質問に答えたりするのに 本来不必要な時間をとられている

③ 疲れてきているので 集中力が継続しない

④ 計画的な仕事の仕方が崩れてしまった分 誰かに助けてもらうわけにもいかず 効率的な処理ができない

⑤ 自分で仕事の段取りが見えなくなっているので 期限の設定があるようでない(できているようでできていない)

したがって 終わったら連絡しよう などということになって 後工程との連結がうまくいかない

⑥ 休みも夜も 仕事をすればよいのでしょう といった感覚になってしまっていて いついつまでにこれをする

といった短期目標がもてなくなってしまっている

などなど・・・・  原因をあげればきりがないくらい思いつきます

おまけに 後工程の人に迷惑をかけてしまっている などと気にするあまり 周りの人の何気ない一言が必要以上に

胸に突き刺さる というような精神状態にもなってきていて

ちょっと 誰かに聞けば解決する問題も一人で抱え込んで 時間ばかり経過し それでまた焦ったり 落ち込んだりする・・・・

もう うつ病寸前という感じで このままほおっておけば行き着くところまでころがっても おかしくない・・・・という感じです

 

廻りもこのままではいけないと思ってくれて まずはみんなでオーバーフローした仕事を分担して処理してくれることになりました

そして まずはあせらないで 休む時間と休める気分を取り戻してもらう

ということで 対応をはじめています

そのことには 素直に感謝する気持ちをもってくれて 意地をはらないでいてくれるようなので

なんとか乗り越えられるかな という期待をしています

 

そのこととは直接関係しないかもしれませんが

このようになる人のパターンもわかるような気がします

まずは非常にまじめ かつ ひとの評価を気にするタイプ

もう少し横着になってもよいのに・・・・・

そして 計画を立てるのが下手

その上計画を立てても それを厳守できない

残業すればよい・・・などとあと一頑張りの馬力がでない

ある意味 残業がいやでないので なんとか効率的にやろう という工夫が苦手

少しは手抜きしてやろう どうしたら楽して結果を出せるか という気持ちを持ったら という感じ

また 人間の集中力なんて90分が限度 なんだから 90分したら違う仕事を差し込んで気分転換をする

なんてすればよいのに 何が何でもこれをかたずけなければ と食い下がって 自分で落とし穴にはまってしまう

 

そこでちょっと提案です

一日を90分ずつ区切って そのあいだに10分程度の余裕をみて 一日の仕事の段取りを組んではどうでしょう ということです

そして 90分をキチンとしあげていく ということを積み上げる というやり方です

それなら 急な電話や仕事の依頼が挟まってきても どれかと入れ替えればよいし いつ何をするか がみえているので

出口が見えないなどという苦しみからも逃れられる

出口が見えないから苦しいのであって 出口がみえていて 後何をどれだけすれば到達するか がわかっていれば

暗闇でもがくというようなこともすくなくなるのでは と思うのですが・・・・

いかがでしょうか