最近新聞で「ついに人事もAIが」という見出しをみました

人間の評価をどのようにしてAIがみるのかな?と思いみると

その従業員の業績を数値化して評価する・・・という感じの記事でした

もちろん最近のAIのことですから 

その会社の望ましいスキルとか その従業員の業績とか勤務評定のようなものや

場合によってはインフォーマルな「うわさ」といったデーターなども

蓄積し分析し ということで 賞与の査定だとか昇給や昇進などが決められるということらしいです

もちろん最終決定はトップがなさるのでしょうし 個人的な好き嫌いが入らない分公平な評価ということも

言えるのでしょう

でも それでは 会社(トップ)や一般的な基準で 望ましいといわれる人が高い評価を得るということになると思います

短期的にはそれでトップの望む良い社員が良い評価されるて良い結果が出るかもしれません

しかし それでは会社は安定はするかもしれませんが 成長はしないような気がします

従業員であってもノーベル賞をもらうような業績を上げる人や画期的な開発をする人 

びっくりするようなシステムや取引方法を編み出す人がおられますが

そのような人は結果が世間で評価されるまでは 社員としては「変な人」だったり「はみだしている人」だったり

が多いように思います

動物の進化をみても 突然変異で生まれてきた種が従来種よりより環境に適応できたりしてひろがったり

結果主たる種族になったりという過程で進化してきている と昔生物で習った覚えがあるのですが

会社でも突然変異のごとく新しいことを思いつく人がその会社の未来の力になることが多いと思います

でもAIの評価だとそのような人はあまりよい評価はされないのではないかという気がします

過去のデータにその行動や主張を評価する基準がなければ 評価されないか調和を乱すとマイナス評価にすらなるかもしれません

人間のすごいところは 今まで誰しもが全く想像もしなかったことを 発見したり考え出したりする力です

AIと関係のないところで そのような力は人類の成長のための大きなエンジンになるのでしょうが

会社という組織の中であどうなるのでしょうか

大容量の情報を処理できるとか 公平性があるとか その長所を発揮すべきところと 

そうではなく人間の人間としての独自性を発揮すべきところを 峻別して「適材適所」をかんがえていくことが

いままで以上に求められてきたのではないかと思います

適材適所かどうかの評価をAIがしていたりして・・・

こうなると ブラックユーモアですよね