2月の最終日曜日に冬期オリンピックが終了しました。

このたびの冬期オリンピックでは日本選手がたくさん活躍してメダルも過去最多だったとか

やはり日本の選手が活躍する種目は、ついついテレビに見入って一喜一憂するといった毎日になったというのは

私だけではなかったと思います

活躍した選手のインタビューを聞いていると、それぞれ毎日毎日ふつうでは考えられないくらい努力し続けて

今の栄冠を勝ち取ったということがよくわかります

やはり楽をして結果だけ享受するなんてことはあり得ないのだとつくづく思います

いつもながら 新しいトレーニング方法を取り入れたり 新しい視点で取り組んだり と試合以上にその内容に興味をひかれます

また 必ずしも勝利につながるとはわからない毎日のなかで 仲間を信じ 指導者を信じて苦しいトレーニングをしてきた

という話はたくさんの人の感動や感激を生んでいます

このようなことがあるから スポーツは素晴らしい とか 国境を超える とか賞賛されるのが納得できます

オリンピックの間は 国がちがっても勝者をたたえることができるのに

オリンピックがすめばまた元の世界に戻る というのが当たり前のようでいて不思議でなりません

この期間にできるのだったら いつまでもそれが続くように協力できないのかと思います

片や 北朝鮮に見られるような政治的な利用も露骨に視られました

結果がよければすべてよしとなるところもあるとは思いますが どうもそれとは違うような空気も感じました

全力を出し切って戦い 戦いが済めば互いに賞賛し 抱き合って健闘をたたえあうのも人間ならば

この機に乗じて 自己に有利にものごとを運ぼうと動くのも人間

これは 一人の人間の中に共存するものなのか それぞれの人で違うのか 国(文化)で違うのか

片方で素晴らしい人間の光を見られたからこそ 片方の闇が醜く暗くみえました