先日 新聞を読んでいて 「偽装バリバリ」という言葉を知りました

ダラダラと長時間働く 働き方のことを言うみたいです

新聞が東京の繁華街で聞き取り調査をしたら半数のサラリーマンが「居る」と答えたそうです

片方で仕事か過度に集中して心身が傷ついている「過労バリバリ」がある一方で

これはどういう現象なのでしょうか

長く続く不況のなかで 給料は上がらないどころかカットされ 残業しないと生活できない

といった切実な背景もほの見えてきますが

会社も「偽装バリバリ」にお給料を払い続ける余裕がいつまでもあるわけもなく

「過労バリバリ」に 必要以上の負担が集中してしまう という影響もでているように見えます

反面 ノー残業デーなどと銘打って 残業をしない日を決めると

家に持ち帰って仕事をする といったことがおこり 本来の目的を達成できない という現象もあります

強制退社では問題は解決できないと思われます

この「偽装ダラダラ」がなくならない根底には 時間で給料が決まるといった給料計算の仕方が

色濃く残っているせいもあるのではないでしょうか

その日 その週 その月の設定目標をクリアできていれば残業してようがしてなかろうが同じ給料を支給する

もしそれができれば 「偽装ダラダラ」は意味のないことになり減少するでしょう

そうすれば 効率的な仕事の仕方を工夫して メリハリをつけた仕事をし 余暇をリフレッシュにも使える という

働き方につながるのですが・・・・

目標をどのように設定するのかは難しく

達成したかどうかの評価は客観的にできるのか

などの課題も見えてきます

また 単に残業代がなくなるだけではないかという警戒感もあるやに聞いています

それに 本人は「偽装バリバリ」ではない と思っていても 第三者からみると

本人の仕事の効率の悪さの結果の残業で

それに残業代を払うならば 仕事の効率の悪い(ある意味仕事のできない人)がたくさん給料をもらうという

不公平につながるという 不満も聞こえてきそうです

でも 働き方 給料の計算の考え方等 意識レベルから改善しないと「偽装バリバリ」はなくならず

会社の人件費負担は増え その結果残業代がもらえなくても残業するとか

残業してカバーせざるを得ない「過労バリバリ」が増加して 大事な社員さんを消耗してしまう

という悪循環がもっと拡大してしまうのではないでしょうか