真面目である というのは 良いことだというのが一般的な考え方だと思います

p真面目とは 実直であり真摯に物事を考えたり対応したりする ということでしょうから

p真面目です と言われれば それは褒め言葉 だと思って間違いありません

pしかし 

p真面目とは反面 融通が利かない ということでもあります

p同じ真面目でも 生真面目 というなると 必ずしもほめ言葉 とばかりは言えなくなってきます

p物事に真摯に向き合い考え行動する というのは大切なことであることは言うまでもありませんが

p「こうでなければならない」とか「**であるはずだ」「**であるべきだ」となると ???がついてきそうです

p学校で得た知識だけでは かなりのところが白黒がはっきりしているように思います

pでも 実生活では 知識だけでは判断できないことの方が多く

p白黒がはっきりしていることの方がむしろ少ないのではないかとも思います

p学校で得た知識を使いこなし 白黒ではなく みんなを幸せにする判断ができるようになるには

p知恵が必要です

pこの知恵は その人の経験の積み重ねから生まれるものです

p知恵をたくさん得るためには たくさんの経験が必要でしょう

pしかし 同じ経験をしたとしても 知恵につながる人もあれば つながらない人もあります

pそのあたりに真面目か生真面目かの違いもあるような気がします

pけっして不真面目になれ ということではなく

p日常のなかで 一歩引いたところで 少し融通性を発揮したほうが

p知恵につながる経験が得られる ということも多いのかな と思います

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