いつも 楽しみにして見せていただいている社労士事務所のペーパーに

ある美容院の副店長が髪を切りながら さまざまの指示を的確に出しているので

それをほめたら

「見習いの時代から すべてのお客様の進行具合を見てフォローするように」と

徹底的に指導された という返事が返ってきた

という話がでていました

つまり「全員で全体を見ている」

この「自分の仕事だけでなく まわりの動きを把握しながら働く」ことがリーダーとしての実力を養っているのだ

とありました

これはリーダーになってから 意識してもなかなかできることではありません

しかし いちスタッフならそんなこと意識しなくてもよいかと言えば そんなことはありません

私共の事務所でも 常にまわりの状況を見ながら仕事できる人と 自分の仕事しか見えない人がいます

自分の仕事に集中しているからまわりのことまで見えない とか

常にまわりを気にしているから仕事がはかどらない とか

そのような声も確かにあります

このペーパーには リーダーは若いうちから経験を通して 段階的にそだてていく必要があります

一人ひとりに全体を意識させることで リーダーの育つ下地が出来上がっていくのです

とありましたが

リーダーに育てようということでなくても 一人一人が全体をみながら自分の仕事をする

あるいは仕事ができることは 大切なことで 

一人ひとりがそれをできれば みんなで仕事をすることの本当の力が発揮できると思います