もう かなり前から 修繕をお願いしても

部品がないので修繕はできませんとか

部品の取替などはできなくて 何か大きなボックス(?)をごそっと入れ替えることになります とか

修繕より新しいものを買った方が安いですよ と全体の買換えを強くすすめられたり

ということが普通にあり

どこか納得できなくても 専門業者がそういうならば仕方がない と従ってきました

ところが 最近新聞(京都新聞8月8日)でまさに「修繕する権利」とタイトルにある

社説を見つけました

いわく

欧米では「修繕する権利」を求める動きが広がっている

国連の専門機関によるとスマホなどの電気・電子機器のごみの量は
2019年には5360万トンに上り 5年間で2割超も増えている
この主な要因として消費の増加とともに 危機の寿命の短さ 修理の選択肢の少なさをあげている

EUは昨年11月に消費者の「修理する権利」を支持する規則案を採択し
修理する権利を考慮するように求めている

という事例などを挙げ 世界の動きについてコメントされていました

私のもやもやとした 修理させてほしいのに・・・は

単なる「もったいない」や「まだまだ使えそうに思えるのに・・・」といった

たわいのないものであって この社説などによるような

SCDsや環境に対する配慮といった高邁なものを明確に意識したものではありませんが

しかし 昔物を修理しながら大切に使ってきた暮らしの文化を懐かしく 

大切にしていきたいと思うのは 

必ずしも 老人のたわごとや「昔はよかった」的な愚痴ともいえない と少し心強く思い

これからもこの古き良き生活文化を大切に思い 遠慮しないで口にしていってもよいと

心強く思いました