11月の20日すぎ 京都新聞を見ていたら

「四季彩り」というコラムに 堀場製作所会長兼グループCEOの堀場厚会長の一文が目に留まりました

タイトルは 京都が育む「ほんまもん」の精神 とあり

自社の経営やお父さまとの思いでに触れ

「ほんまもん」を追及する精神は多くの京問企業に通ずるものだ

「真似しい」を恥と考える京都では
 
自社の強みを徹底して磨きあげることで それぞれの市場で圧倒的な優位性を発揮するのだ

と述べておられました

それらの言葉を目にして しばらく忘れていた精神と京都の誇りを思い出させていただいた気持ちになりました

最近は環境の変化があまりに急すぎて 何が「ほんまもん」かすらわからなくなってきて

「ほんまもん」にこだわっていること自体 時代にのりおくれているのではないかなどと心配になったりしていました

「ほんまもん」とは必ずしも伝統的な物や作り方といった表面的なものではなく

意識のところにあるものでもある ということを改めて認識するところです

自分では自分のことはわからないものの

人のしていることを「真似したり」 表面的な成績を気にして短期的な勝ち負けや相対的な評価にこだわることなく

自分の行動や会社の経営活動について「ほんまもん」になっているか問いつつ

真摯に取り組む姿勢や考え方をキチンと大切にしなければいけないと思いました