給与や年金だけが所得の方々は源泉徴収だけで所得税の納税は完了しますが

不動産賃貸をされていたり 個人事業をされている人は 毎年この時期になると確定申告をして

所得税の納税を完了するという必要があります

いつもは申告など必要のない方々でも 不動産や有価証券の売買があったり 保険の満期や解約があったりすると

やはり確定申告をしなければなりません

平成25年の1月から12月末までに所得のあった人はもちろんですが、

医療費控除や住宅ローン控除の手続きをすると所得税が還付される場合も

2月16日から3月15日までの確定申告の期間に手続きをするいことになります

私共の事務所でもこの期間は「盆と正月が一度に来た」というような忙しさになります

会社の場合は経理部門という専門部署があるので、日常的に記録や証憑保存がされていますが

個人の場合はともすれば「あれ?」とか「思い出せない・・」とかいうことが起こるようです

そして 毎年苦労して領収書や請求書などを探したり再発行してもらったり という苦労をして

来年こそは(と言ってもすでに今年ははじまっているのですが・・)こんなバタバタをしないで済むようにしようと決心する

という繰り返しが起こります

その都度 証憑保存のアドバイスや 記録の取り方(必ずしも簿記と言われるようなことをしなくても大丈夫な知恵)などお話しもするのですが・・

今年の確定申告には間に合わないかもしれませんが

単純な方法として

入金や支払いはできるだけ決まった銀行通帳をとおして行う

大判の封筒を12月分用意しておいて(一年分まとめてでもよいですが、その場合は空き箱かも)

毎日領収書や請求書などがあればそれにポイポイ入れておく

どうしても通帳をとおさないで 現金で支払った あるいは もらった場合も

レシートくらいのメモ用紙に いつ(日付) いくら(金額)誰に(誰から) 何のために(何の支払いか)をメモし

他の領収書と一緒に封筒にポイ

医療費の領収書でも 健康保険の支払いの納付書でも 年金の支払いでも みんな封筒にポイ

確定申告に必要かどうかも深く考えなくてOKです

なんとなく捨てない方がよさそう でポイ でよいのです

無理して整理して帳面に記録しよう などと思っていると ついつい後回しになって そのうち紛失してしまったり・・となるのです

要は頑張らなくても 簡単にできる方法にしておくということです

それなら できそうですか?