今年の4月1日から 消費税が8%になります

すでに2月も終わりですので 経過措置(建築の請負工事についての特例とか・・・)の適用のための対応というのは

時期がすんでしまった話ですが

いよいよ目前になってきたので プライスカードの付け替え とか レジの対応 とか 現場では具体的な準備がはじまっているようです

ところで

請求書の締日が20日 というのは わりと一般的な締日であると思われます

この場合 4月20日〆の請求書は 3月21日から4月20日の期間のものですから、

ひとつの請求書に5%のものと8%のものが混在していることになります

もちろん請求明細の納品日等から3月末までの分と4月1日以降分をわければ 消費税の計算はできるわけですが

取引先や取引件数が多いと 結構その作業は膨大になることになります

先方からくる請求書は3月分と4月分をわけて請求金額をわけて記載していただけますか などとお願いするしかないわけですが

こちらか発行する請求書は工夫できるものです

請求書発送部門に3月分を集計して報告してもらう などという計画もあるようですが

私は もしソフト等の対応が可能ならば この期間にかぎっては 3月末で一度請求書を発行し 4月1日からの分とわけて請求書を発行することをお勧めしています

すなわち3月21日から31日分と4月1日から20日までわけて請求書を発行し 2枚をまとめて通常の20日〆の請求として送付するという考え方です

社内研修等で消費税の取扱いを現場に教えても いざとなると混乱することも容易に予想できますから 内容を分類して読み取る などと不確実な集計をするくらいなら 時間的にも効率的ですし 取引先への情報提供としても有効ではないかと思っています

あとひと月の準備期間で 一度検討していただく価値はあると思いますが いかがでしょうか?