皆の生活を向上させるには 景気をよくしなければならない

pそのためには インフレに誘導する・・

pといった経済政策を よく聞きます

pまがりなりにも経済学を学んだ(ということになっている)私としても

p理屈はわからないでもない というところなのですが、

pインフレというと あまりよい印象がありません

p私が生まれたときに 満期になってもらえる金額で嫁入り道具を調達できれば 

pと夢見て 保険に加入し、長い年月保険の掛け金を支払ってきたが 

pいざ満期になって もらった金額では 物価が上がっていて箪笥の一竿も買えなかった

pと亡くなった両親がため息交じりに言っていた言葉を思い出すからです

p娘の幸せを願って一生懸命に保険をかけ続けてきた 親の思いがひしひしと伝わり

p保険の開始時には十分な嫁入り支度ができると思われた金額が

p満期時にはとてもそのような値打ちのある金額ではなかった というのが

p親の娘を思う気持ちがかなえられなかったという悲しい気持ちを思うところとなって

p涙の味がする思い出となって心に残っているからではないかと思います

pもっと上手に運用すればよかったのでは・・などということなのかもしれませんし

p景気がよくなって生活が豊かになれば もっとお金にも余裕のある生活が保障される

pということでもあるのでしょうが

pそして それも大いに願うところでもあるのですが

pそれでも やっぱり 市井の片隅でマジメに生きる人たちのささやかな思いが守られる

p贅沢な暮らしが幸せとは限らない という 心の豊かさが守られる生活と

p景気の上昇というある種金銭的な生活保障をバランスさせることは

pどんなに難しくても そして経済政策だけの問題ではないでしょうが

pでも求め続けなければならないこと だと思っています

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