原発事故の影響というと すぐに 放射能汚染のために 汚染地区の人たちはそこで生活することができなくなった

ということを思います

私は 原子力発電所の稼働については、廃棄物処理もできないのに (政策的)に原子力発電所を建築し稼働することは

あまりに 将来(の子孫)に無責任すぎないかと反対の思いを持っています

しかし この間の京都原発判決で それ以上に 避難してきた人たちに対する差別感情が二次被害を起こしていると気づきました

それまでも 避難してきた子供たちが学校などで原発菌などといじめられているとか 補償金や賠償金をまるでただもらいした

かのように言われる とか新聞等のニュースでみていましたし 

なんと心狭い ひとの痛みが分からない人たちがいるのだろう と思ってはいました

でも一方で、絶対大丈夫という確信がもてないならば

できることなら汚染しているかもしれない不安をもちながら食料品は口にしたくないとも思っていました

もちろん今以上に積極的に現地の人々の生活復興に役立つような支援もしなくてはと思っていることも間違いありません

わけのわからない安心宣言を信じていいのだろうかというのは 

これは現地のみなさんに対してではなく

政府や東電の言動を見るにつけての不信感や抵抗感が残っているという部分が大きいと思います

もちろん これが差別につながり 自立しようとしている人々の足を引っ張ることになってはいけないことは

十分にわかっているつもりです

そして 世の中にはこのような人もたくさんおられるのではとも思います

なぜこのようになるのか というと 政府の事故後のいろいろの発表が正確かというとそうとは思えず

東電や政府にあまりに都合よく情報がだされているという思いがあるのが大きいのはないかと思います

それは他の地域にいる人たちだけでなく 現地の人にとっても同じだと思います

まずは 真実を知ること(知らせること) その上でできることを考えベストの解決策をとって

皆で協力しあうこと これ以外にないような気がします

安全になっているというニュースがあるかと思うと 事故のあった建屋の中に初めてカメラが入る というニュースもあったりして

何を持って安全というのか と首をかしげるようなニュースは かえって二次被害を蔓延させる原因にさえなっていると思うのです

私が勉強不足なのかもしれませんが 過去に原発事故のあったスリーマイル島やチェルノブイリで 

いまだにがんの発症率が高いなどというニュースもあります

かの地と東北とは何が違い 何が同じで だから日本は大丈夫だ とわかりやすい説明もほしいと思います

放射能の話ですから 100年単位で考えなければならないこともあると思いますが

それなら100年の間に**をしていけばよい といったはっきりした行動指針がほしいと思います

皆が正しい知識と情報をもつことができれば、子供に対するいじめ のような事件だけでも なくすことができると

思うのですが・・