受援力 という言葉があることを知りました

地震や豪雨などで被災した地域が他の自治体・ボランティアの支援をうまく引き出す力のこと

だそうです

助けられ上手になること が大切だとのことです

なにも地震や豪雨での被災地域だけでなく

孤軍奮闘で子育て中の若いお母さんや ケアが必要となってきた高齢者といった人たちにも

この受援力は必要な力なのでしょう

災害があったときのボランティアの活動などを見ていると

また電車の中での席の譲り合いをみても

困っている人がいれば 少しでもお力になろう という人たちはたくさんおられると思います

むしろ 自分からはなかなか動けないけれど ちょっと「たすけて」と声をかけてもらえれば・・

という人がほとんどではないかとさえ思います

むしろ難しいのは 助けてもらう側の立場に立った時かもしれません

もっと困っておられるひとがあるかもしれないなどと遠慮したり

助けてあげる と言われたらプライドが傷つく とかで素直に援助を受け入れらないことが

結構多いように思います

また 被災地でのインタビューをみていて

「私たちはこんなにひどい目にあっているのに もっと助けてくださいよ・・」といった言葉を聞くと

助けてくれて当たり前 と思っておられるのか と少しいらっとすることがあるのも正直なところです

なるほど 受援力 は必要かつ大切な力だと納得するところです

変な遠慮やプライドをすてる 今は自分は何もできないことを素直に認める

その上で「すみません」ではなく「ありがとう」と素直に口にできる

このような力をみんながもっともっと持てれば 小さな力がもっと集まって

つらい時期を助け合えるのではないかと思います