「リクナビ」を運営する会社が 就活生に無欄で内定辞退率を企業に売っていたという

ニュースが流れました

個人情報保護法など意に介してない行動などと批判され

会社のお詫び会見などもTVで流れました

インターネットの閲覧記録を AIが分析して学生の内定辞退率を出して その情報が企業に売られていた

ということです

そのようなことを商売にしてよいのか

それによって誰かの将来に大きな影響を与えたかもしれない ということに対する責任感や自責の念はあるのか

そのようなことに対する怖さを感じないのか などと恐ろしく思いましたが

現実問題として ネットで何か購入すると類似の商品の案内がすぐに着信するなどと言うことは日常あふれています

ネット上の閲覧や購買履歴 位置情報 年齢や性別など 個人についての情報を集め分析して商品にする

などというビジネスがすでに存在しています(たとえば日本でもヤフーが信用スコア事業に算入しているとか)

商売するにあたって いかにたくさんの情報の中から顧客情報を絞りだし分析するか などというのは大変有為で重要な活動であろうとは思いますが

どこまでならば許されるのか というようなことについては まだまだ曖昧なままであるように思います

マイナンバーには財産記録や病歴などが記録されることになっていると聞きますが もしそれが漏れだすような事故があったら とか

消費税率アップの景気対策(?)の一環としてカードでの購入に対するポイント付与 とか

最近あったセブンPEYの事故 とか

其々 内容は違うかもしれません またネットでの購入についての情報などはありがたいとプラスにとらえる向きもあるかと思います

しかし 自分の情報が自分の知らないところでどのように蓄積され分析され利用されようとしているのか(あるいは利用されているのか)

そのように考えると 空恐ろしさを感じます

また 便利だ 少しでも安価でものが買える 自分は別に人に知られて困るようなことはしていないから・・・と 気楽にしていてよいのか

まだ とんでもないことに巻き込まれている という実感がないだけに のんきすぎないか

このような情報を支配した人(機関 国?)に否応なしに従わされる あるいは抹殺されるかもしれない

SFの世界ではないと思うのですが

すでに自分の努力では防ぎようもない 大きな流れに飲み込まれつつある とわかっているだけに 不安がつのります