新聞をみていましたら 「暴露型ウィルス1000社被害」というタイトルが目に飛び込んできました

暴露型ウィルスとは企業のシステムにウィルスを感染させ

開発データといった機密情報を窃取したうえで暗号化し 

金銭を要求するサイバー攻撃のことをいうものとのことです

もし企業が金銭を支払わない場合は自分の情報を閲覧できないだけでなく

闇サイトに公開されてしまうといった被害になるとのことで

ですから企業は大きなダメージをうけることになります

その企業被害が今年1月から10月の間で世界で1000件を超えたというニュースです

被害額は一社あたり数千万円にもなると記事にはありました

また最近はテレワークの広がりなどで 侵入が容易になる傾向もあり

大企業だけでなく 身近な中小企業もその被害にあうようになってきたとも聞きます

便利になることはよいことであり この流れは環境の変化というように受け止めるべきものだと思います

しかし 現状はソフト会社や配信等の業務をおこなう会社のセキュリティ設定任せになっているようです

また中小企業が多少のウィルス対策をする程度のことでどうなるものでもないという認識にもなってしまいます

自社の小さな情報(といっても自社にとっては大切な情報でしょうが)に被害がとどまればまだしも

その情報があつまれば大きな重要情報にもなり国や世界に影響を及ぼす情報戦にもなり

自社とは関係のない世界ともいえず 結果は自社も自分たちもまきこまれてしまって

身動きがとれなくなるとなるような問題につながるという認識をもたなければならないのではないでしょうか

たとえ自社では完全なセキュリティなど無理・・かもしれませんが

セキュリティについても関心をもって取り組むということをしないでいると

大きな無法地帯(バーチャルな?)を出現させてしまうことになるのではないでしょうか