前回は 相続税の改正の一端と 相続税の申告納付というのが急に身近な心配事になりましたね

ということを 書きました

ところで 根本に戻って 相続とはどういうことでしょうか

「親の財産を子供たちが受け継ぐこと」

そうですね

「親の財産だけでなく 借金などがあれば それも引き継ぐこと」

それも正しいですね

私は 相続とは 財産や借金などという目に見える あるいは計算できるものだけでなく

そのお家に伝わる 伝統や文化 習慣というものまでも含めて承継することだと思っています

「うちはそんな老舗ではないから・・・」と思われるかもしれませんが

「毎年お正月には家族が集まって初詣にいったよね」

「朝ごはんだけは家族全員で食べないとお父さんがおこったよね」

などという日常の決まりごとや おふくろの味 などというもの

また「何があっても正直であれ」などという精神の持ちよう など

いろいろあると思います

親がなくなってから 「もっと聞いておけばよかった」ということは意外に多いものです

それにくらべたら 相続税なんて・・・・・・

とは言ってられないですけどね・・・・・