ソニーモバイルコミュニケーションズ(旧ソニー・エリクソン)がスマホのメール確認や音楽再生を遠隔でできる「スマートウォッチ」を開発し 日本市場に投入する という記事が日経新聞に掲載されていました

スマートウォッチのタッチパネルを使ってスマホの着信情報や天気予報の確認のほか、事前に作成したメールの返信やフェイスブックなどの交流サイトの情報発信も可能になる ということです

そのほか米グーグルのアプリにも対応しているということなので 上手に使える人にとっては また便利が機能が手に入る ということなのでしょう

最近 若い人に連絡を取りたいとき 携帯に電話しても呼び出し音はすぐにきれて なかなか出てもらえず しかたがないので とりあえずメールで用件を送信したらすぐに返信が来た という経験をよくするようになりました

彼らにとっては直接話をするより メールの交換の方が抵抗がないのでしょう

また電車にのってからおりるまで 何をしているのか ずっと携帯を片手に操作している人も多くみます

友達同士のメールにすぐに返信しないと友達のグループに入れてもらえない という話も聞きます

「なんとせわしない世の中になったものだ」 と思うのはすでに高齢者の仲間入りの証拠でしょうか

便利になるのは結構なことだけれど それによって ますます他人と直接コミュニケーションをとる事が苦手な「引きこもりもどき」を増殖させている ということにならなければよいのですが

そういえば 就職において 営業はダメ 工場内のような肉体労働もダメ 企画開発がヨイ というのも ひょっとして 他人と直接コミュニケーションをとる事から逃げている という面があるのでは などとも思ってしまします

結婚相手に望むことは「やさしさ」や「おもいやり」だったりするのと 周りの人間とうまく接触できない(誰とでも抵抗なく協調的にコミュニケーションをとることがしんどいと感じる)人の増加は 何かおかしいことが起こっている と感じさせます