東京医科大学で不正入試があったと世間を騒がしたのはついこの間ですが

他の医科大学でも不正入試が行われていたことが発表されたという記事がついこの間ででていました

理由をはじめ具体的な事柄については詳細はわからないのですが

これはどういうことかとまたまた考え込みました

一つは女子は出産や育児で医師としても働きにハンディがあるというのは同じ考え方のようです

確かにお医者さまの仕事は365日24時間気の休まる間も体の休まる間もないものであるのは承知してますし

本当に頭の下がる思いです

しかし、診療科や患者によっては男性医師より女性医師の方が話やすい 相談しやすいなどという希望もあるでしょうし

よく気が付くとか細かいことまで配慮があるなどと これについては男女の別というより個人差とは思うものの

一般的には女性に軍配があがっているようです

また女性が働く時間等に制限が多いのは事実で また仕事をしている限り出産も育児もできない

というのはこれはこれで大きな問題ですから

ここは だから女子は少なめに ではなく 医者の働き方などの方に改善を望みたいところであります

また2浪の人も部が悪いようです

これは???です

ひょっとしたら 何回も入試に失敗する人は能力がおとっているとでも評価されるのでしょうか

偏差値が高く一発合格した人が必ずしも医者になりたかったかどうか

単に偏差値が高いので世間に評価される大学や学部を受験しようとしたら医学部だった という場合もありそうですし

複数回受験に失敗してもなおかつへこたれないでチャレンジしてくる人の方が

心から医師になって貢献したく思っている可能性は大きいようにも思えます

私は世の中いろいろとコネなどが生きる人間関係はあり それが潤滑油的に働く場合もなくはないと思っていますが

それでも試験は平等なものだと思っていました

不平等だとすると 家庭の貧富の差が入試準備に影響するところだと思っていました

入試もなく たとえば医者の師弟は入学できる などというのではなく

試験で選抜されるならば やる気や努力は必ず報われる可能性はうんと高いと思っています

それが なぜこのような不正がさほどの抵抗感もなく(と見えます)行われていたのでしょうか

頑張って努力して受験してきた受験生の人生を思うと憤りを覚えるのは私だけではないと思います

このような不正があることをまったく誰も知らなかったわけでないはずなのに

なぜかそのようなハンディ付けがあっても仕方がないといった感じで許されていた(見逃されていた)

という思想(意識?)の方が根が深くが怖いように思います

水が清すぎては魚は住めない ということわざも

世の中の生きやすさの潤滑油としてはうなずけるところもないわけではない とは思っていますが

これはそのようなことでは断じてないところです

人の人生や将来をかってに左右する権利など誰にもないのに

それに抵抗がなかった人がいる(それも一部の偏った思想集団でなく)というのは もっともっと考えるべきだと思います