未だに残る職業上の性差別
(2025年7月22日 09:00) カテゴリー:所長通信多様性についてのコラムを見ていて
「いまだに残る職業上の性差別」というタイトルに目が留まりました
現代でも多くの国で女性が特定の職業から締め出されているという事です
(世界銀行が出した2024女性、ビジネスと法律」報告書)
製造業 鉱業 建設業 エネルギー 運輸など女性が働くには危ないと思われる職種で
その傾向が強いという事です
母性保護などという名目で女性の就労を認めない というのは いまだよく見るところですし
むしろそれは優しい規制である という印象すら与えています
しかし それはいずれも女性の職業選択の自由を著しく損ねる時代錯誤の法律だと断じられています
世銀の報告書では男女平等指数では日本は世界109位だとか
中でもきわだって評価が低かったのは賃金格差で100点満点中25点で
同一労働同一賃金を義務付ける法律の欠如と女性が特定の職業につきにくいことがその格差の原因となっていると分析されています
労働基準法では力仕事や危険を伴う仕事を「女性に有害な業務」として制限しており これ自体は子供を産む性として保護することで結構なことだと思います
が、日本で女性が1割以下の職業は60種類以上ありその多くは力仕事が必要な職業ではない となると???となります
反対に看護師や保育士などのケア職を中心とする12種類ほどの職種は男性が1割以下といいます
この様に見てきますと これは法律上の問題ではなく 「この仕事は女性のもの この仕事は男性のもの」という思い込みの影響が大きいと思われます
多様性のない職種ではイノベーションは生まれにくく未来への希望も生まれにくいと言われます
その業種での女性の活躍や教育での取り組みをはじめとして 社会全体として誰でもが就きたい仕事について自分の可能性に挑戦できる
そのような社会をつくっていかなければならない と自分の人生を振り返るまでもなく 切に思います