先日 「ゆるキャリ」という言葉を知りました

自分が大切にする生活を謳歌しながらマイペースで仕事をする、

ゆるやかなキャリアの女性たちのこと ということです

(セミ)プロ級の趣味も仕事も

ボランティアも仕事も

といった仕事のしかたです

今までは 女性がキャリアで一人前と認めてもらうためには

男性以上に我武者羅に働くしかない という生活を求められていたように思います

また 趣味やボランティアがしたいなら パートやアルバイトをするしかない

といった

ここでも 二者択一的な選択をしないといけない というのが実情でありました

「ゆるキャリ」はそのような「しかたがない」的な

あるいは

「何が何でも料率する!」といったスーパーウーマンを目指すぞというようなものだはないのです

「ゆるキャリ」という言葉を生んだのはエッセイストの葉石かおりさんという方だそうですが

彼女の指摘によると

「ゆるキャリはただのやる気のない社員ではなく、自分自身が商品。

視野が広く、人としての豊かな経験を仕事に生かす彼女たちは、会社にとっても財産」

だそうです

確かに、社員の滅私奉公的な働きが会社を大きくするというのは

もはや過去の話であって 今や幻想です

となると、社員各人の人間としての多様性が生み出す力が

会社を支え大きくする力となると思います

ひょっとして このような話で先を走っているのは 女性で

意外と男性は過去の幻想にとらわれている かもしれませんよ