運動会の季節になってきました

私共の地域も10月になると地域運動会なるものが開催されます

古くからの近郊農家が集まっている地域もあれば 新規のマンションや住宅が中心の町内もあり 

地域の中に色々な町内が混在しています

運動会当日はそれぞれの町内の特色もよく見えます

我が家は 畑の中に作られた(といっても60年くらいにはなる)住宅地なこともあり

ほとんどが夫婦と子供(といっても小さな子供はわずか)又は子供が独立した後のご夫婦の所帯の町内で 参加対象の年齢の人すらいなくて

町内会の役員にあたった人が 親しいお家に声をかけ お願いをし人を集めて何とか参加の恰好を付けたような参加になり

個人的な貸し借り(前にお願いを聞いてもらったから 今度はこちらが聞く番・・という感じ)での参加では盛り上がりようもなく

ただただ疲れるだけの一日を過ごします 

といっても旧国道が走っているような地域では子供も多く 楽しい一日になっているようにも見え

やはり古くからの行事として積極的に参加することに意義があり 地域での行事も守らなければと考えるべきかとも思ってきました

ところが

先日回覧板が回ってきました

地域の運動会に参加したい 楽しみにしている という人は名乗り出てください

もし そのような人がいなければ 町内会(参加単位)として正式に不参加を表明します 

といった内容のものでした

やはり私と同じように思っている人が結構いるのだ と思って 少しほっとした気持ちになったのですが

これは 不参加 という一町内会の意思決定で 参加しなければ問題解決になるのか という

小さな?も同時に感じました

地域運動会は盛大に開催してみんなで楽しみ友好を深めましょう ということに微塵の疑問ももっていない人(地域)もあり

長い期間 それこそ滅私で活動されている人も少なくありません

あまりに感覚の違う町内会の混在に みんなで改革しましょう 考えましょう というには途方に暮れるしかないようなハードルが立ちはだかっています

やはり ウチは参加しません(できません)と地域行事から一歩外にでることが(それでも勇気がいる)いまできる活動なのかもしれません

お祭りや地区の**(例えば敬老会)と古くから それを支える人達によって守られてきた行事は まだどの地域にもあると思います

これらがなくなってしまうことは文化の継承といった観点からももったいないことだとは思いますし

時代の流れの中で改革し改善して地域に根付く行事・文化に育てることも大切なことであると思っています

これらの行事を支える人達の中にも高齢化が押し寄せてきている今 なくすは簡単かもしれませんが 本当はどうするのがよいのか途方に暮れる気持ちです